「二次会の景品の数ってどのくらい用意したらいいの?」にバッチリお答えします!!
新郎新婦さん、幹事さんからよくいただく質問の中でも特に多いものの一つが、「景品の数ってどのくらい用意したらいいんですか?」というご質問。予算にも関わってきますし、確かに気になるところですよね。
今回は、二次会の景品の数について、2次会KING流の見解を述べたいと思います。
●量より質を重視
突然ですが、
【A】100名様の中から1名様に最新のiPadが当たります。
【B】100名様の中から10名様に電卓、そして参加賞として100名様全員にボールペンを差し上げます。
【B】100名様の中から10名様に電卓、そして参加賞として100名様全員にボールペンを差し上げます。
あなたならどちらのキャンペーンに参加しますか?総額は、そこまで差がないようにしたつもりです。
私なら迷わず【A】のキャンペーンに参加します。【B】に比べて当たる確率は低いけど、電卓なら自分でも買えるし、もしかしたらiPadが当たるかもしれません。当たり前の話ですが、「自分ではなかなか買えないモノ」だからこそ欲しくなるのではないでしょうか。
必ずしも、「質=高価なモノ」というわけではないと思いますが、一般的に考えてそうだと思うので、予算を分散するよりは集中して使った方がいいと思います。
また、少し乱暴な言い方になってしまいますが、ゲストにとって最終的に景品がもらえるかどうかはそこまで重要なことではないと思います。
確かにその場では景品がもらえたら嬉しいし、反対にもらえなかったら残念な思いにはなると思います。しかし、それをその後何日も引きずることはまずありません。それよりも、「盛り上がった」とか「テンションが上がった」とかいう体験そのものの方が重要だと思うのです。
●景品をもらえないゲストのことも考えましょう
景品の受け渡しの時間は、景品をもらえる人にとってはワクワクたまらない瞬間ですが、反対に景品をもらえない人にとっては、正直つまらない時間だと思います。
ちょうどテレビのクイズ番組で、タレントが一喜一憂しているのを見ているかのようです(番組の企画自体が面白いならいいのですが、誰が何をもらおうが見ている方はどうでもいいという心境です)。
実際、景品をもらえないと分かった時点で席を立ってお料理を取りに行かれたり、たばこを吸いに行かれたり、会場内が雑然となる瞬間です。なので、景品の受け渡しはなるべくスムーズに効率よく進行したいところです。
●景品の数はいくつが適当か?
では、ここから本題です(前置きが長くなって、すいません。。。)。実際、景品の数はいくつ用意したらいいのか?
ズバリ、ビンゴゲームなどの個人戦ならゲスト数に対して1割~3割程度。ゲスト数が多いほど割合は少なくします(例:ゲスト10名様→景品3個、ゲスト100名様→景品10個)。
一方、チーム戦の場合は、チーム数に対して1/3~約半分程度。チーム戦の場合は、優勝チームが景品を総取りするという方法もありますし、「せっかく優勝したのに何もないのはかわいそう」ということで、優勝チームにのみ残念賞を用意されるというケースもあります。
最後に・・・
あくまで2次会KING流の考え方なので、「それでも私は全員に何かしら持って帰ってもらいたい!」という考え方も決して悪いわけではありません。但し、進行を工夫しないといたずらに時間をかけてしまうということをお忘れなく。以上、ご参考まで。