プロの技、教えます!二次会幹事マニュアル

失敗しない二次会会場選びのポイントとは?


二次会の会場を選ぶ際に失敗しないポイントをご紹介したいと思います。

1.開宴時間


披露宴のお開きの時間が多少遅れてもいいように、披露宴お開きから二次会開宴までは少なくとも2時間は空けるようにしましょう。



2.アクセス


披露宴会場から移動されるゲスト、新郎新婦様のことを考えると、披露宴会場から近いに越したことはありませんね。お酒も入っておられるでしょうし、特に女性ゲストはヒールを履かれている方がほとんどだと思いますので、なるべく歩く距離が短くなるように配慮したいですね。

また、ゲストの中には遠方からいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんので、交通アクセスが良く、分かりやすい場所がいいでしょう。最近は携帯・スマートフォンで手軽に地図が見れるので、そこまで心配する必要はないかもしれませんが。




3.最低保証料金


最低保証料金とは、貸し切りパーティーをする際に会場に対して最低限支払わないといけない金額で、おおむね会場に広さに比例しています。(人数で設定している会場もあります)

例えば、ご飲食代がお一人5,000円で、最低保証料金が20万円という会場があったとします。この場合、少なくともゲストが40名様参加されないと最低保証料金に到達しない計算になります。仮に38名様しか参加されなかった場合は、その2名様分のご飲食代は新郎新婦様のご負担となります。
※ここでは、話を分かりやすくするため、新郎新婦様のご飲食代や会費の設定等は考慮していません。

また、会場の中には、曜日・シーズン等によって最低保証料金(人数)が異なるケースもあるので、必ず事前によく確認しておきましょう。




4.レイアウト


柱や壁にさえぎられることなく、新郎新婦様とゲスト皆様全員がお互いにお顔が見えるというのがベストですよね。

ホテルのバンケットやパーティー専用に作られた会場などは、その目的で設計されていますが、一般のレストランは必ずしもそうではないので、なるべく死角がないようにテーブル、椅子が配置できないか、会場に相談してみるとよいでしょう。




5.雰囲気


ラグジュアリーな空間でちょっと大人な雰囲気のパーティー、南国リゾートを思わせる会場でアットホームな雰囲気のパーティー、などなど新郎新婦お二人が希望されるパーティーに合わせて選びましょう。



6.設備・サービス


普段二次会を頻繁に開催されている会場であれば、設備面やサービス面での問題は少ないと思います。そして、それらの使用料はご飲食代に含まれていることが多いのですが、中には別途使用料が発生する場合もありますので、要注意です。



7.スタッフ


ポイント1~7は主にハード面でのポイントですが、会場の担当スタッフも重要な選考ポイント。お互い人間なので相性も当然あるかと思います。




まとめ


全てのポイントを満たしてくれる会場が見つかれば、それに越したことはありませんが、何かに妥協しないといけない場合は、優先順位を決めて総合的に判断しましょう。

そして、気になる会場があったら、まずは実際に足を運んでみるというのが会場選びで失敗しないコツです!